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「好きだから付き合う」を「一緒にいて楽しいから付き合う」に変えるプレゼンと勢いと
(お気づきの方もいると思うが、タイトルの「プレゼンと勢いと」は「パンとエスプレッソと」というカフェのオマージュだ。フレンチトーストが美味しいカフェなので機会があれば是非)
3ヶ月以内に彼女を作るためにすべきことを振り返ろう。
最初にすべきことは、出会いを増やすこと。
そして、1回目のデートで恋愛の話をすること。
次に、2回目のデートで手を繋ぐこと。
最後に来るのが、3回目のデートで告白すること。
「え、3回目のデートで告白は早くない?」
「人によっては、もっと回数重ねた方がよくない?」
そう思うかもしれないが、4回、5回とデートを重ねていっても人の印象というやつはそんなに変わらない。
3回目のデートで告白は早いと思うのは、勇気と決断の先送り。3ヶ月で彼女を作るのだから、のんびりしている暇はない。
早速告白の仕方について考えていこう。
そもそも相手は自分のことが好きなのか?
どうやって気持ちを伝えるかを考える前に、相手と自分の気持ちの温度差を考えてみる。
告白するときはどうしても気持ちが前のめりになっているが、状況によって告白の仕方を変えるべきだ。
告白するときに相手が自分のことをどう思っているのか?以下3つのパターンのどれに当てはまるか考えてみよう。
①自分と付き合いたいと思っている
②自分のことが好きかどうかよく分からない
③自分と付き合いたくないと思っている
①のときは、悩んでいる時間がもったいないので、すぐに気持ちを伝えればいい。
場所・言葉は適当(さぼるという意味ではなく)で大丈夫。逆の立場で考えてみてほしいのだが、好きな子から告白されるのであれば、バイトの帰り道で言われたとしても、夜景の綺麗な場所で言われとしても、すぐにOKの返事をするだろう。告白する前に答えは決まっているので、早く気持ちを伝えればいい。
③のときは、どんな告白してもダメ。「気持ちは嬉しいけど、ごめんね」と言われるやつだ。
②のときは、告白の仕方によって結果が変わる。
うまく告白すれば、自分のことを好きとは思っていなかった子と付き合うことも可能だ。要は②のときこそが腕の見せ所。
告白の実例
まずは実例をみてもらおう。
今日は3度目のデート。夜ご飯を食べた後、東京駅の丸ビルと新丸ビルの間の通りで座っているとする。少し関係ない話をしたところで、
自分「突然なんだけど、、、俺と付き合ってほしい」
女子「えっ!突然どうしたの?」
自分「本当に突然なんだけど、付き合ってほしいんだよね」
女子「・・・うーん。」
自分「・・・今まで何度かご飯に来てくれているし、俺のこと嫌いではないよね?」
女子「そりゃ、嫌いじゃないよ笑。嫌いだったら何度もご飯行かないよ」
自分「嫌われてなくて良かった。一緒にいてつまらないわけでもない・・?」
女子「それも大丈夫笑。一緒にいて楽しいよ」
自分「でも、付き合いたいわけではないと・・」
女子「うーん。。。正直に言うと、まだ、柊くんのことが好きかどうか分からないんだよね」
自分「正直に言うと、俺もゆりさんのことを当然知らない部分があるし、100%好きかどうかは分からない。でも、一緒にいてすごい楽しいし、もっと一緒にいて、色々話したいんだよね。その気持ちに嘘はないから。」
女子「うん。。」
自分「付き合ったらもっとお互い話せることもあると思う。今みたいに、月に1、2回会えるだけでもとても楽しいし、今の友達の関係をもっと続けても楽しいけど、俺はもっとゆりさんのことを知りたいし、俺のことも色々話したいんだよね。だから、付き合いたいんだ。」
女子「うん。。」
自分「迷っているなら、俺と付き合ってよ。」
女子「・・・・・・・分かった。よろしくね。」
はい。カット。
実際にはこんなにさらさらと行かないと思うが、コンパクトにまとめるとこんな感じ。
「何だか気持ち悪いな・・・」と思わなかっただろうか?
安心してほしい。僕も同じ気持ちだ。
文章にするとこんなに気持ち悪い感じになってしまうのかと驚いている。
「こんな簡単にうまくいくわけねーだろ」と思わなかっただろうか?
そもそも100%成功する告白の方法なんてものはない。だが、このやり方でうまくいく確率を上げることはできる。
では、解説に入ろう。
①自分に対するイメージを上げる。
「一緒にて楽しい」という言葉を引き出す。
まだ友達と思っている男から、急に告白されればそりゃ女の子もびっくりする。
1回目や2回目のデートで、自分に対するイメージが「友達」→「男」→「私のことを狙っている男」とちゃんと変わっているかもしれないが、まだ「友達」くらいの感覚かもしれない。
だが、ここまでは想定通り。
少し話は変わって、こんな経験はないだろうか?
同じクラスで、仲の良い男女がいたとする。今までは単なる友達として話していたのが、クラスの他のメンバーから「お前ら仲良いけど、付き合っているの!?」とからかわれて、それ以降お互いのことを妙に異性として意識してしまうというやつ。
クラスの他のメンバーの一言によって、仲の良い男女という事実は変わらないのだが、単なる友達から妙に気になる異性に意識が変わっている。
「友達」なのか「気になる異性」なのかは解釈次第なのだ。そして、解釈はすぐに変えられる。
以上を踏まえ、「3回目のデート」という事実を使って「一緒にいて楽しい」という言葉を引き出していく。
前に書いた実例を使って解説していこう。
・何度かご飯に行っている=事実
・自分のことを嫌いではない=納得してくれるであろう解釈
・一緒にいてつまらないわけではない(≒一緒にいて楽しい)=納得してくれるであろう解釈
ここで重要なのは、常に相手もYESと判断できるような表現を使っていくこと。
でないと、反発されてしまう。例えば、いきなり「俺たちって、友達以上恋人未満の存在だよね」といった表現は良くない。その表現をすると「いやいや、ただの友達でしょ」と反発されてしまう。加えて、何だかうざい。
もちろん「彼氏候補」まで自分のイメージを上げることができればいいが、そこまで持っていこうとするのはリスクが高い。上に書いた通り、途中で反発されてしまう可能性が高い。
ここでは「一緒にいて楽しい」という言葉を引き出せればOKだ。
大事なポイントとして「一緒にいて楽しい」という言葉は、自分だけが言えばいいのではない。
自分が言って、女子がそれに同意してくれる(うなずく等)だけでは弱いのだ。女子の口から言ってもらうことが重要なのだ。
だからこそ、あえて女子に「一緒にいてつまらないわけではないよね?」という質問をして、回答を女子に委ねている。
なぜ、重要か。
人は自分で言った言葉に意識や行動が引っ張られていくからだ。
これは恋愛に限らないので、覚えておいて損はない。
では、「一緒にいて楽しい」を手に入れたところで、もう一つの解説に移ろう。
②相手の付き合うハードルを下げる。
「好きだから付き合う」を「一緒にいて楽しいから付き合う」に変える。
さきほどは女子の自分に対するイメージを上げる話。
次は女子の付き合うハードルを下げにいこう。
「本当に好きな人としか付き合わない!」と考えてる女子と、どうやって付き合うかを考えてみよう。
好きになった人と付き合うのと、好きになってくれた人と付き合うのはどちらが幸せか問題
「好きになった人と付き合いたい」と思っている女子に、周りの女子が「自分が好きになった人より、自分を好きでいてくれる人と付き合った方が幸せになれるよ」という話をしたとする。
その話を聞いて、今までは「ディーン(フジオカさん)と付き合いたい!」と考えていたのが、「自分を好きって言ってくれる他の男にも目を向けてみようかな・・・」と考え方が変わることもあるわけだ。
普通の考えは「好きだから付き合う」だと思うが、このハードルを下げていく。
前に書いた実例で解説すると以下の通り。
「好き」以外の付き合う理由を出す
「一緒にいてすごい楽しい」
「付き合ったらもっとお互い話せることもあると思う」
「もっと知りたい」
一緒にいて楽しい、もっと話したい、もっと知りたい。だから付き合たいと、好きだから付き合う以外の理由を伝えていく。相手にも「そういう考え方もあるよね?」と暗に伝える形となり、付き合うハードルを下げにいっているのだ。
ここに来て、前に手に入れた「一緒にいて楽しい」と「付き合う」がようやく結びつく訳だ。
他にも、会話でのちょっとしたコツも解説しておこう。
友達の状態を続けるデメリットを出す
「今の友達の関係をずっと続けても楽しいけど」
ずっと続けるという表現には、だらだらと友達の関係を続けるというネガティブなニュアンスが込められている。
相手の気持ちを汲み取る
「正直に言うと、俺もゆりさんのことを当然知らない部分があるし、100%好きかどうかは分からない」
ここでは「まだ好きかどうか分からない」という相手の気持ちに「俺も100%好きかどうかは分からない」という同調しながらも、自分の好きという気持ちを否定しすぎない言葉を選んでいる。
以上だ。
最後に。告白したあとに読んでほしいメッセージだ。
>うまくいった人へ
おめでとう。こんな怪しいサイトを見るだけで、彼女ができたのだ。たぶん彼女ができるまでに失敗もあっただろう。出会いの記事の中でも書いたが、打数が決まっていない勝負では、まずは打数を増やせば勝ちにいける。恋愛以外の打数が決まっていない勝負でも、打数を増やして是非勝ちにいってほしい。
>うまくいかなかった人へ
残念。だが、決して後退しているわけではない。女子への慣れも出てきているはずだ。また最初に戻ろう。だが、強くてニューゲームだ。
>実はまだ動けていない人へ
うん。こんなサイトを見るくらいで動けるようになるんだったら楽なもんだ。決して自分を責めせずに。まずはできることからやってみよう。いきなりナンパなんてしなくていい。「LINEですでに繋がっている女子が何人いるかざっと数えてみる」「マッチングアプリの値段が3ヶ月でいくらか調べてみる」くらいでも十分だ。小さな小さな一歩から始めよう。
柊ユウ